WiMAXの通信制限

WiMAXには速度制限があります。3日で10GBを使用した場合、通常プランを使用した場合と通常プランを選択した際に月7GBをこえた場合です。速度制限をされた場合、動画の視聴やダウンロードが通常より遅くなり、またWEBページもなかなか開かなくなります。ではそうなった時にどうしたらいいのか。速度制限されたときの対応についてご紹介します。

WiMAXの通信制限は3つ

WiMAXの通信制限は3つあります。

全プラン共通の通信制限、短期間に使い過ぎたパターン

WiMAXを契約する際に、通常プランとギガ放題プランを選択することになりますが、通常プランの場合、1ヶ月で7GB使うことができます。ギガ放題プランは容量を気にすることなく使うことができますが、ギガ放題プランにしても通信制限をされる場合があります。これは全プラン共通にかかる通信制限で、3日間で合計10GB使うと速度制限がかかります。10GBはWEBページを見たり、メールをチェックするようなことでは滅多に超えたりはしません。

注意しなければならないのは、動画の視聴です。標準画質以外にも高画質やHD画質といったデータ量の多い視聴方法があり、HD画質で視聴すると、1分あたり、137MBと大幅に通信量がかかってしまいます。つまり、通信制限を受けない為には、動画の視聴時間や視聴画質に注意すれば10GBを超えることはありません。

7GBの通常プランの通信制限

月の合計で7GBを超えると制限されてしまいます。超えてしまうと、その月は速度が遅いままで使わなければなりません。7GBの目安は次の通りです。

・メールの送受信:約268万通
・動画視聴:約4時間~5時間
・ダウンロード(音楽):約200曲~300曲
・HPの閲覧:約7000ページ

auLTE4Gを使用した場合の通信制限

WIMAXルーターには「au 4G LTE」に対応した端末があります。au LTE 4GとWIMAXの通信量が合計で7GBを超えると翌月の1日まで速度制限されてしまいます。

速度制限の解除方法はあるの?

速度制限がかかってしまうと、動画の視聴やダウンロードができなくなりとても不便でです。ではこの速度制限を解除する方法はあるのでしょうか・・・・・・・・。

残念ながら待つしかないというのが現状です。制限速度になってしまった場合、ネット自体は使えるのですが、ネット自体が重く感じるようになります。とはいえ、通常のネットを使いたいという方は、この方法を試してみるといいでしょう。

・スマホのテザリング機能を利用する
・au spot Wifiを利用する

au spot Wifiは、WIMAX2+を利用している方であれば、誰でも無料で使うことができるサービスです。ルーターでWifiスポットをオンにすれば、利用することができます。デザリング機能は、今利用しているスマホの設定で使うことができます。テザリング機能とは、スマートフォンをモバイルルーターとして利用できる機能です。

スマートフォンとモバイルルーターはどちらもモバイル回線を使っています。ですからスマートフォンをモバイルルーターとして使えれば、端末も回線も1つで済み、通信料金も節約できます。それがテザリング機能です。