増々通信環境が良くなり、高速通信エリアが拡大しているWiMAX2+。最高速度を楽しむには最新のWiMAX2端末が必要なんです。
モバイルWiFiにして下り最大708Mbpsをたたき出す最強のWiMAX2端末が登場しました。
旧製品「Speed Wi-Fi NEXT W04」と比べてスペックはどうなの?特徴は?など気になる最新情報をアップしましたので是非参考にしてください。
目次
WiMAX2の最新機種「W05」の特徴は?
4×4MIMO・CA対応で下りが驚異の「最大708Mbps」
新製品の「Speed Wi-Fi NEXT W05」はなんと下り最大708Mbpsと驚異の通信速度をマークします。
上り速度に関しても最大75Mbpsと今までの倍以上もマークしています。これなら仕事で重たいファイルをアップロードしたり、動画をアップロードするときの時間も早く済みますね、もちろん4Kの動画なんかもいけちゃいます。
ただ注意しなくてはいけないのが、最高速度が利用できるエリアが限られていると言う事です。現在では東京都・大阪府・愛知県の一部でのみ高速通信サービスを提供しているのでその他の地域では708Mbpsのメリットを生かすことができないのでちょっと残念。早く高速通信エリアの拡大をお願いします!
また下り最大708Mbpsを楽しむにはエリアだけじゃなく、契約プランにも縛りがあります。LTEオプション(1,004円/月)を利用しないといけません。
結局のところ、東京・大阪・愛知の対応エリアで、且つLTEオプション(有料)を利用しないと下り最大708Mbpsを味わえないということなんですね・・。
そうはいうものの東京・大阪・愛知の対応エリアでLTEオプションを使わない場合は、ハイスピードモードで下り最大558Mbpsと今までよりも格段に早い通信速度なので、間違いなく通信環境は良くなるようですからご安心。
「WiFiお引越し機能」でスマホ・パソコンの再設定が不要
通常モバイルWiFiを切り替える場合は、新しいモバイルWiFiのWi-Fi接続情報(SSID、暗号化モード、暗号化キ)をスマホやパソコンに設定しなくてなりません。この最初の設定でつまずく人も多いはず、結構面倒な設定ですよね。
「W05」はそんな面倒な設定が不要です!今まで使用していたモバイルWiFiのWi-Fi接続情報を「W05」へ簡単操作でコピーしてくれるので、スマホやパソコン側の設定がいりません。初期設定が苦手な人にはありがたい機能ですね。
クレードルを使ってホームルーターとして利用できる
本体をクレードルに設置することでハイパフォーマンスモードに自動駅に切り替わるので、ストリーミング動画再生時に快適に視聴できます。
「かんたんタッチ」やQRコード読み取りで接続設定が楽
「かんたんタッチ」とは「W05」にNFC対応の端末をかざすだけでWiFi接続が完了するという便利な機能です。
iOS端末であれば「W05」に表示されるQRコードをスマホアプリで読み取り、あとはかんたんな指示に従えばWiFi接続が完了します。
「WiFiお引越し機能」と「かんたんタッチ」でますますWiFi接続が楽になるWiMAX2機種ですね。
「W05」と「W04」を比較して分かったこと
旧製品の「Speed Wi-Fi NEXT W04」と新製品の「Speed Wi-Fi NEXT W05」を比較てみると意外なことに気付いてしまいました・・。
驚愕のスペックを早速比較してみましょう。
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT W05 | Speed Wi-Fi NEXT W04 |
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見た目 | ![]() | ![]() |
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重さ | 約131g | 約140g |
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大きさ | 約W130×H55×D12.6mm | 約130 × 53 × 14.2mm |
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通信速度 | ハイスピードモード | 下り最大558Mbps/上り最大30Mbps | 下り最大558Mbps/上り最大30Mbps |
ハイスピードプラスエリアモード | 下り最大708Mbps/上り最大75Mbps | 下り最大708Mbps/上り最大37.5Mbps |
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連続通信時間 | エコモード | 約630分 | 約630分 |
ノーマルモード | 約540分 | 約540分 |
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ハイパフォーマンスモード | 約390分 | 約390分 |
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同時接続台数 | Wi-Fi機器:10台 / Bluetooth機器:3台 / USB:1台 | Wi-Fi機器:10台 / Bluetooth機器:3台 / USB:1台 |
実は通信速度について差があるのはハイスピードプラスエリアモードの上り速度だけなんです。「W04」でも下り最大708Mbpsを出すことが可能なんですよね。
じゃあ何が違うのかといいますと、見た目と重さと大きさといったところでしょうか・・。機能的に言えば「W05」になって初期設定が楽になったことも違いと言えますかね・・。
意外と大きな変更点が無く驚きました。
初期設定や見た目にこだわらないのであれば旧製品の「W04」でも問題なさそうですかね・・。
「Speed Wi-Fi NEXT W05」まとめ
間違いなく通信速度は現行のWiMAX2端末の中でトップと言えますが、その性能を十分に発揮するには東名阪の一部エリアで利用することと、LTEオプションプラン(有料)を利用することが必要です。
旧製品の「Speed Wi-Fi NEXT W04」との差は、初期設定がかんたんになったこと、登りの速度が一部地域で速くなったことです。見た目や形で比較した場合、見た目はスタイリッシュになり、重さは9g軽く、厚みは1.6mm薄くなりました。この点にこだわらなければ旧製品の「Speed Wi-Fi NEXT W04」でもよさそうですね。